SD文庫の「紅」を(中途半端なところから)読み直した

読書メーターに感想文を書いたら長すぎてフォームの表示部分に入りきらなくなったので分割。

読書メーター投稿分
部屋の片付けから脱線して本の途中くらいから再読。「主人公が少女を守る」程度のぼんやりとしたあらすじしか覚えていなかったので、こんな話だったのかーって感じだった。辛いところもあるけど温かい話で、心に書き留めておきたくなるような言葉がたくさんあった。少し前に出た最新刊を買ったら1巻目以降の巻も読み直したい。

未投稿分
・とにかく紫ちゃんの純真さ(?)が眩しい。端的に表すと「かわいい」。
・修行しても臆病さが抜けきれなかった真九郎が「名乗り」をあげるところが格好良かった。
・記憶以上に暴力描写とか事件絡みにえぐい描写が多くてびっくりした。読んでて「内臓がこぼれ落ちそう」と感じたのは普段ではなかなか体験できない感覚だった。(普段はどちらかといえば明るい感じの作風の本を選ぶので)
・この本を初めて読んだとき自分は小学校高学年だったはずだけど、果たして当時の自分はこの作品にどんな感想を抱いたのだろうか。自分は「昔の自分が、ちゃんと保存されて」いないようだ。
↑ 補足:初めて読んだライトノベルが「涼宮ハルヒ」だったので、いきなりこんなバトル物(?)かつハードな作風の作品を読んで大丈夫だったのかという意味も込めて。

余談
読んでいて「こういうの良いよね」とか「あれ?(そこまでではないけど、自分の空想に通じるものがあった)」と思うようなところが多々あって、「内容は覚えていないのに読んだものは自分の中に残り続けて(影響を与え、及ぼし続けて)いるのだなあ」と、ちょっと感動したりもした。