日常9巻収録「日常の172(未来の東雲研究所)」についての考察的ななにか

考察というか気付いた点をまとめたメモというか
記号の使い方がおかしいのはご愛嬌ということでひとつ


◇157ページ
・3巻【日常の39】で壊れた煙突がそのままになっている
・はかせのカバンはゆっこたちと同じ肩掛けタイプ

・はかせが高校生になっている
⇒高1=15〜16歳として、この時間軸はいつもの世界から7〜8年経っていることが分かる(はかせ8歳→15〜16歳)
⇒なのは8〜9歳

・なのの髪型が変わっている(髪をふたつに縛っている)
⇒髪が伸びていないのはおそらくロボだから

・なのの服装が変わっている(ワンピース)
⇒これまでは(家事をしやすいように?)ズボンが多かった

・なのの持ってる箱
⇒2ページ後では箱を持っていないことから、ゆっこからの荷物という可能性が考えられる ※後述


◇158ページ
・マグカップ健在
・SAMEポスターも健在
・壁に麻衣ちゃんからもらった(と思われる)サメの絵が貼ってある

・特に変わっていない(ように見える)阪本
⇒前述の理由から、年齢はなのと同じ8〜9歳ということになる
※猫の寿命は15歳くらいとのこと。見た目通りサイボーグ化とかはしていないはず

・置かれている本「ホットプレー」
⇒「ホットプレート」?話との直接な関係は無さそう

・テレビの上に赤べこ
⇒たしか前は無かったはず。テレビの種類も変わってる?

・スナッQのTシャツ
⇒未来でもスナッQ(お菓子)は変わらず売られている?それとも復刻品かなにか?
⇒ワンピースっぽく着てるのでサイズは大きめのはず(男性もの?)

スヌーピービーンバックチェアみたいなクッション(?)
⇒前は無かった(よね?)

・阪本の「下穿け下!!」
⇒いわゆる「パンツはいてない」状態ではなく、ズボンやスカートのことだと思われる
→おそらく、白衣をワンピースのようにして着ていたことから"家では"「下」を穿く習慣がついていない
(制服は?→丈が短いので当てはまらない=はかせは大きめの服に限って「下」を穿かない ※後述の阪本の台詞も参照のこと)*1

・制服が放ってある
⇒はかせは着替えを居間で行っている?
・3コマ目にある、棚の奥にあるゴミ箱みたいなやつは何だろう(ゴミ箱?)

中村先生の「東雲はかせ(はかせを呼ぶ時の台詞)」
⇒(これまでの話の)モノローグでなののことを「東雲なの」と呼んでいる
=はかせの本名はやっぱり「はかせ」

※5巻の時点でもビスケット2号が「東雲"はかせ"」って呼んでたけど、これに対して「名前かどうか微妙じゃね?」みたいことを言ってる人がいた(を見かけた)ので。
後に出た6巻(だっけ?)の中村先生東雲家訪問で「博士」と「はかせ」が使い分けられていることから「はかせ」本名説が立証できるようになったけどこれでいよいよハッキリしましたね、的な。
「名前的に不自然」みたいなことに対しては「細けぇことはいいんだよ!漫画なんだから!」と声を大にして主張したい。


◇159ページ
・テレビ「ヘキサヘドロン オクタヘドロン」
⇒「ヘキサヘドロン」「オクタヘドロン」は多面体のこと
=はかせが見ているのは教育番組?

・中村先生「聞きたいことがあるんだが」「そう言われて何週間も待っているんだ!!」→はかせ「いつでもやだ!!」
⇒おそらく同じ質問を何度もされている

☆はかせが答えをはぐらかす理由 #とは
(多分なのの仕組みとかそういうことに対しての質問だよね)
⇒企業秘密的な理由から?
⇒それとも「なのをただのロボットとして見てほしくない」という理由から?

Q.
>ただのロボットとして見てほしくない
はかせは何度もなのを"改造"しているけど、これはなのをロボットとして見ているからじゃないの?

A.「ロボット」の前に「ただの」と付けたぞ私は。
補足:
はかせは、なのの身体に"機能"を追加するような改造はしているけど、人間でいうところの"心"を改造することは一度もしていない。
なののことは「"ロボット"だけど、"人間を補助する(人間にとって都合のいい)道具"としてではなく、"一人の人間と変わらない存在"として認識している」って感じだと思う。改造は愛ゆえのイジり的な。
あと、ゆっこが初めて東雲家を訪れた時になのの機能を見せびらかすようなことをしていたけど、あれは「ちっこいのにすごい!」で照れていることから「"自分の作ったロボットを見せびらかすため」ではなくて「自分の能力を褒めてもらうため」にやった行為だから、なんというかこれもそういうのとは違う。
例えるなら「これ持ってるんだ!いいでしょ!」じゃなくて「逆上がりできるよ!見たい?!」みたいな感じ。

⇒中村先生ってマッドサイエンティストとしてはまだ「情」がある方だけど、それでも「"人間"に疎い(?)」だとか「なのをロボット(研究対象)としか見ていない」みたいな節がある気がする

・中村先生「こちらは居候させてもらっている身」
☆居候することになった理由/経緯 #とは
⇒どっかで見た「自分の発明が暴発したせいで家に住めなくなった→なんやかんやで東雲家に居候することに」みたいな予想が結構いい線行ってそうな気がする

・阪本と中村先生が一緒の家に住んでいる
⇒162ページから、お互いの存在(中村先生は阪本が喋ることも)を認識していることが分かる

未来の中村先生
・24歳→31〜32歳
※いつもの時間軸での年齢は日常大百科を参照*2

・眼鏡
⇒目が悪くなった?それともより細かい作業をするために着用している?

・髪が伸びている
⇒様々な理由が考えられるので箇条書きで

・研究に没頭するあまり髪を切ることを忘れている
・女性らしくしようとして髪を伸ばし始めた=恋愛中(片思い?それとも…?)
・なのか高崎先生あたりに「伸ばした方が可愛い」「(伸びた髪に対して)可愛いからこれからは伸ばせばいいのに」的なことを言われた
・単純に、年を取ったことを表現するための(漫画上の)演出


◇160ページ
・ピース君98号
⇒中村先生の諦めない精神は相変わらず にしても98号って

・なの「今度は爆発しなければいいけど…」
⇒そして相変わらずドジを踏んでいるらしい

>今度は
前回を指して?それとも、それ以前を指して?
⇒「それ以前」なら「発明のせいで家に住めなくなった」説が有力になってきそう
⇒でもそうだとしたら言い回しが「今度」じゃなくて「また」になる、か?

・なの「さっき電話があって来週学会に出て欲しいって言ってました」
⇒今までそういう描写が無かったことからするに、おそらく中村先生が来てから(それも多分半ば強引な形で ※後述)はかせはそういうことに関わるようになったんだと思う
*3

・なの「さっき電話があって来週学会に出て欲しいって言ってました」→中村先生「よし!! また私が学会に出てやるからちょっと質問いいか!?」

☆はかせは学会に出られない(学校があるし)?それとも出たがらない?
なのの「さっき電話が〜」に対して、テレビを見ていることを理由に回答を拒否している
→中村先生の言うことに対しても同じ反応を示している
=意図的に誤魔化している?

⇒やはり「なのをただのロボットとして見てほしくない」みたいな気持ちが強い?


◇161ページ
なの「相生さんが日本に帰ってくるみたいですよ!」
・未来のゆっこは海外にいる(宇宙だったら「地球に」って言うだろうし)
・「さっき電話があって〜」
⇒「(相生さんから)連絡があって」「言ってました」と言わないあたり、前述の箱(=ゆっこからの荷物)にゆっこからの手紙が入っていた可能性がある
⇒「さっき電話があって〜」の電話で伝えられた可能性も無いわけではない
⇒そもそも手紙や電話ではなく、はかせが学校へ行っている間に誰か聞いて知った可能性もある(電子メールの可能性は作品的に考えて低い、と思う)


◇162ページ
阪本「それじゃさっきのと変わんねえだろ!!」
⇒やはり白衣をワンピースのようにして着ていたっぽい

はかせ「ゆるす!!」
⇒見た目だけでなく心も大人になってきている様子

「東雲家は今日も平和であった」
⇒「研究所」じゃないのは何故?
⇒看板こそ残っているものの、既に「("東雲"の)研究所」としては機能していないのか?深い意味は無いのかもしれないけど

はかせ「準備してきた!!」
・同じコマに描かれている絵となのの台詞から、はかせの背が伸びていることが分かる
・「ゆっこに会うならこの格好で」と考えた結果の「準備」である
⇒ゆっこに会う時はいつも白衣だった
=白衣が着られなくなってからはゆっこに会っていない?
もしくはゆっこが海外に行ったことがきっかけで白衣を着なくなった?

・この時間軸でのゆっこは23〜24歳
(ゆっこは高1の時点で誕生日を迎えているので16歳として計算)
⇒ゆっこが海外に行ったのは高校卒業後?大学卒業(5巻か6巻で大学とか入った方がいいんだろうかみたいなことそ言っていた)後?
⇒9巻【日常の165】で「夢はみつかりましたか?」って言ってるから自分探しの旅的な感じで海外に行ったのかも?
⇒同じく9巻【日常の165】で「このタイムカプセルをみんなと一緒に開けられたらいいですね」と手紙に書いている
=帰国の理由はタイムカプセルを開けるため?

*1:「日常の小説」では下にズボンを穿いていることになっていたようないないような。誰か確認プリーズ(私は読みたくないです)

*2: 漫画には出てきていない(はず)。アニメ関連のあれこれは色々と信頼性に欠けるものが多いので正しい設定なのか微妙だけど

*3: 4巻【日常の56】で中村先生が 「なぜあそこまで高性能な物が作れるのか… それを学会で発表せずなぜこんな学校にのほほんと登校させているのか…」 って言ってる